ボルソナロ関連記事

《ブラジル》ファキン選挙高裁長官が米国で講演「議事堂襲撃より酷いことも起きえる」=10月の大統領選に懸念表明=ルーラに爆弾騒ぎ、安倍元首相銃撃で緊張高まる

 選挙高裁のエジソン・ファキン長官は6日、米国で昨年起きた、トランプ前大統領支持者による連邦議事堂襲撃事件のようなことがブラジルの大統領選でも起こりうるとの懸念を表明した。一方、軍が選挙高裁に対し、執拗に電子投票の安全性の確認を求め...

《ブラジル》カミカゼ法案の下院投票が火曜日に延期=出席下議の不足により

 7日、下院で予定されていた憲法改正法案「PECカミカゼ」の投票が延期された。参加した下議の少なさによるものだった。7、8日付現地紙、サイトが報じている。  この日の投票延期は、本会議に出席した与党議員の出席数の低さが原因だ。その場にいた...

《ブラジル》ボルソナロ大統領が公式服喪宣言で連帯表明 「私たちは日本と共にある」

 ボルソナロ大統領は8日、亡くなった安倍晋三元首相に対して「3日間の公式服喪」を行うと宣言した。外国人に対してブラジルで公式服喪宣言が行われることは珍しい。  大統領は8日、公式ツイッターに「日本国民への敬意、安倍晋三氏のブラジル...

《ブラジル》カミカゼ法案で「経済に大打撃」の可能性も=国際的な投資家評価は最悪=レアル安、インフレ高進で不信感

 現在、下院で緊急審議中の複数の緊急支援策を一まとめにした憲法改正法案「PECカミカゼ」は、国際的な投資家の評判が悪く、さらなるインフレ高進や財政悪化などが懸念されている。「選挙法違反」などで連邦会計検査院(TCU)が捜査に乗り出す...

《サンパウロ州》知事選でハダジの支持率38%に=フランサ断念の恩恵受ける

 マルシオ・フランサ氏(ブラジル社会党・PSB)がサンパウロ州知事選出馬を諦めてから初の支持率調査の結果、フェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)が有利な展開となっている。6、7日付現地紙、サイトが報じている。  クエスト社が1〜...

最新「ヴェージャ砲」は下院証言で炸裂するのか

 「文春砲」という言葉が日本にある。これは政府や芸能界の特ダネスキャンダルをスッパ抜く週刊誌『週刊文春』の報道が、社会に砲撃を食らわせた様な衝撃を与える様を評して生まれた言葉だ。  ブラジルにも『週刊文春』に似た存在がある。週刊誌...

《ブラジル》サンパウロ州知事選でフランサ氏が出馬断念=ハダジと連立で上議候補に=9日にジアデマで正式発表

 サンパウロ州知事選の候補の一人と目されていたマルシオ・フランサ元知事が所属のブラジル社会党(PSB)に知事選出馬を断念し、フェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)をサンパウロ州知事候補とするシャッパ(連立名簿)で上議選を目指す意向...

《ブラジル》選挙高裁=選挙監視で米州機構と合意=フェイクニュース拡散は当選取り消し

 10月の統一選挙に向け、選挙高裁が国際的な選挙監視団受け入れに関する合意書に署名した。選挙当日のボランティアの選任、通達も始まったと5日付現地サイトが報じた。  国際的な監視団受け入れは2018、20年に続くもので、5日は米州機...

《ブラジル》教育省CPIは「選挙後に実施」へ=ボルソナロには命拾いか?

 ロドリゴ・パシェコ上院議長が5日、上院で開設が望まれていた教育省の国立教育促進基金(Fnde)の不正使用疑惑に関する議会調査委員会(CPI)に関し、「開設は選挙終了後に」との見解を示した。5、6日付現地紙、サイトが報じている。 ...

おしゃべりパパガイオ

 5日、ボルソナロ大統領が拒否権を行使した文化支援法案二つを、上下両院が合同審議して拒否権を拒否、つまり法案を成立させた。一つは「アルジール・ブランク法2」、もう一つは「パウロ・グスターヴォ法」で、共に新型コロナウイルスで亡くなった作詞家と...

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