《寄稿》私の人生を大きく変えたキューバ革命=夢にも考えていなかったブラジルへ=サンパウロ州ピラシカーバ市 安藤晃彦
東大農学部卒、放射線による植物遺伝育種専攻
私は92歳で、ブラジルに移民して65年になる。人間誰しも人生の終焉が近づき自らの過去を振り返ってみる時、必ず自分の人生を大きく変えたに違いない出来事がいくつかある筈である。
私の場合は、その一つはキューバ革命であったと確信している。
私は高校時代から海外志向を抱いていて、クラスの雑誌に将来の希望として、〝海外から日本を眺めること〟と書いた覚えがある。その後、1958年に東京大学農学部を卒業したが、専門は原子力平和利用の一環としての、放射線に依る植物遺伝育種であった。これは、放射性原子から出るいろいろな放射線を使...
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