【15日の市況・速報】Ibovespa前日比0.65％高の14万2603.66ポイント／ルーラ政権は議会対立と財政再建に苦心／Selic初回引き下げ時期は2026年第1四半期か

ブラジル金融市場・政策・国際情勢動向

ブラジル市場、バリュー株主導で反発

トランプ政権との通商摩擦続く中、ルーラ政権は議会対立と財政再建に苦心

2025年10月15日 サンパウロ

15日のブラジル株式市場（B3）は堅調に推移し、代表的株価指数イボベスパ（Ibovespa）は前日比0.65％高の14万2603.66ポイントで取引を終えた。前日の小幅安を取り戻し、鉱業大手ヴァーレ（Vale）と電力公社エレトロブラス（Eletrobras）の上昇が相場を押し上げた。

米中貿易摩擦の激化やワシントンの政局混乱が重しとなるなかでも、ブラジル市場は「底堅い成績」を見せた格好だ。為替市...