【21日の市況】Ibovespaは前日比0.59%高の134,167ポイント＝トランプによるブラジルへの貿易制裁は逆効果と米紙報道

　ブラジル株式市場の代表的な株価指数であるIbovespa（イボベスパ）は週明け21日、前日比0.59%高の134,167ポイントで取引を終えた。先週末までに2%超の下落を記録していたが、鉱業大手ヴァーレ（VALE3）の株価が2.73%上昇したことなどが市場を押し上げた。加えて、鉄鋼のゲルダウ（GGBR4）やCSN（CSNA3）、金融のイタウ・ウニバンコ（ITUB4）といった素材・銀行株も堅調に推移した。

　ヘルスケア企業フルーリー（FLRY3）も、医療グループRede D’Or（RDOR3）との経営統合協議が報じられたことを受けて買いを集めた。一方、食品小売りのグル...