【28日の市況】Ibovespaは前営業日比1.04％安の13万2,129.26ポイント＝続落　トランプ政権の関税発動迫る　FOMCとCOPOMの政策決定も市場の重荷に

　ブラジルの株式市場は、トランプ米大統領が発表した50％関税の発動が目前に迫るなか、週明けも続落した。主要株価指数であるイボベスパ指数は前営業日比1.04％安の13万2,129.26ポイントで引け、1,394.92ポイントの下落となった。取引は3日連続で約100万件と低調で、市場は「スーパー水曜日（Super Quarta）」と呼ばれる重要イベントを前に、警戒感を強めている。

　1日には、米国が対ブラジル輸出品に対して最大50％の追加関税を発動する予定だ。トランプ大統領は、世界全体での平均関税を15～20％に設定すると表明しているが、ブラジルに対してはそれを大幅に上回...