【26日の市況・速報】Ibovespaは前日比0.18％安の13万7771.39ポイント／ブラジル市場、米金融政策と国際情勢をにらみ調整／中小企業の高い廃業率

トランプ氏とFRBの対立、欧州危機、メキシコ訪問が投資家心理に影響

　ブラジル株式市場は26日、主要株価指数のボベスパ指数が前日比0.18％安の13万7771.39ポイントで取引を終えた。前日に2営業日連続で大幅上昇して13万8000ポイント台を回復した反動もあり、投資家は調整姿勢を強めた。米国の金融政策を巡る不透明感や欧州政治リスクも加わり、様子見ムードが広がった。

為替・金利も調整、ドルは小幅高

　為替市場では、商業ドルが対レアルで0.34％上昇し1ドル＝5.434レアルとなった。直近2日続落からの反発である。金利先物（DI）も全ゾーンで上昇に転じた。市場ではFRB（...