ルーラ＝企業救済対策を発表＝米国50％関税への緊急対策で＝信用枠拡大や納税一時停止など

　連邦政府は13日、クレジットの使用枠、連邦税の納付期間繰り延べ、公共調達などからなる緊急時対応計画（企業救済策）を提示した。これらの措置は、米国政府が課したブラジル産品への50％関税に対する対策の一環として発表された。同日付G1サイトが報じている。

　緊急時対応計画は午前11時30分に大統領府で発表された。目玉となるのは、トランプ政権による50％関税の影響を受けた企業を支援するため、300億レアルのクレジット枠の創設だ。この信用枠は、企業が雇用を削減しないことを条件に施行される。

　また「還付金」を受けている原材料を使用した商品を輸出する企業への還付金適用期限も1年間...