【3日の市況・速報】Ibovespa前日比0.34％安の13万9,863.63ポイント／ヴァーレ上昇、ペトロブラスと銀行株が下落／解説：外国人投資家が慎重姿勢を崩さない理由

イボベスパ、3日続落 鉄鉱石高でヴァーレは下支え

為替・金利の動き

ブラジル株式市場の代表的指数であるイボベスパは3日続落し、9月入り後も上昇の兆しを見せていない。2日の取引は前日比0.34％安の13万9,863.63ポイントで終了、471.53ポイントの下落となった。

一方、通貨レアルは持ち直し、対ドルで0.40％高の1ドル＝5.452レアルを付けた。金利先物も大半のゾーンで低下を示し、市場全体ではやや安心感が広がった。

ボルソナロ裁判と政治リスク

市場の背後で大きな不確実性要因となっているのが、ジャイール・ボルソナロ前大統領に対するクーデター未遂裁判である。審理は2...