【18日の市況・速報】Ibovespa、3日連続で史上最高値を更新した後、0.06％安の14万5499.99ポイントと小幅反落／Vale・Petrobras下落もNatura急騰／米国制裁とCOP30課題

FRB利下げ決定後の相場は一服、金融政策の先行きと政治リスクが焦点

ブラジルの代表的株価指数、Ibovespaは17日、3日連続で史上最高値を更新した後、0.06％安の14万5499.99ポイントと小幅に反落して取引を終えた。下落幅はわずか94ポイント強にとどまり、過熱感の整理に近い。外部環境が株高を支える一方で、ブラジル国内では金融政策の硬直性や議会運営の不透明さが投資家心理の重荷となっている。

若さ保つ相場、米利下げで支え

米国の連邦準備理事会（FRB）が利下げに踏み切ったことがグローバル市場に安心感をもたらし、ブラジル株も直近まで「お祭りムード」で連日の最高値更...