メタノール混入＝被害者拡大止まらず＝保健省やサンパウロ州が解毒剤手配＝弁護士死亡は関係性薄れる

  【既報関連】法務・治安省傘下の国家麻薬政策・資産管理局（Senad）が、サンパウロ州で25日間に9件のメタノール中毒が発生したと警告を発して以来、アルコール飲料に混入したメタノールが原因と思われる中毒症状を呈して病院に運ばれる人や亡くなる人が続き、2日夕刻には確認中も含めた被害者が59人に増えた。保健省やサンパウロ州政府が汚染ルートの解明や解毒剤の手配などに努めている中、連邦直轄区で中毒症状を呈した患者の入院や、「メタノールを飲んだ」というメッセージを送った後に連絡が途絶えた弁護士が急死したと2日に報じられたことで緊張感がにわか...