IOF代替法案＝下院否決で政権に大打撃＝選挙年の財政運営困難に＝背後でタルシジオ根回し

8日、下院本会議で、連邦政府が求めていた金融取引税（IOF）代替え法案の暫定令1303号が賛成多数で議題から外されることが決まった。これは、財政均衡法に基づく今年の目標達成や、選挙年である2026年のルーラ政権の財政運営を困難にするものであり、連邦政府はこの背後にタルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事（共和者・RP）の存在があるとみている。同日付フォーリャ紙(1)が報じている。

8日に行われた投票は、MP1303を議題から外すことに関してで、下院本会議で全体投票にかけた結果、外すことに賛成が251票、反対が193票で承認された。8日は同MPが正式な法令として...