ルーラ・トランプ会談実現＝関税問題解決へ協議開始合意＝手応え十分、具体的成果は今後

現地時間の26日午前中、ルーラ大統領とドナルド・トランプ米大統領がマレーシアのクアラルンプールでの対面会談を行った。ルーラ大統領は会談中、米国政府によるブラジル製品への50％課税やブラジルの司法、連邦政府関係者への制裁解除を求め、ベネズエラ問題に対する仲裁役の提案などを行った。トランプ大統領は会談後、「良い内容だった」と語っている。同日付Ｇ１サイト(1)などが報じている。

ルーラ氏とトランプ大統領は9月の国連総会で顔を合わせており、トランプ氏がルーラ大統領に関して、「良い化学反応を感じた」と語ったのを機会に急接近した。6日には国際電話で会談を行っており、共に参加し...