エネルギー転換＝バイオ燃料の研究進む＝輸出政策への取り込みも可

  ルーラ大統領が10月30日、第30回気候変動枠組条約締約国会議（COP30）持続可能ルート（Rota Sustentável COP30）で使っているバスとトラックを視察し、バイオ燃料の研究促進とブラジルの輸出政策に位置付ける可能性について協議したと同日付アジェンシア・ブラジル（1）が報じた。

大統領が視察したのは、化石燃料であるディーゼル油と比べ、温室効果ガス排出量を最大99％削減可能とされるバイオ燃料「Be8 BeVant」を使用する車両だ。

同ルートの目的はメルセデス・ベンツ社の車両で新たなバイオ燃料のBe8を試験すること...