COP30＝熱帯雨林永続基金に拠出続々＝首脳ら目標実現の重要さ共有＝ロードマップが成否の尺度か

  【既報関連】6日に始まった第30回気候変動枠組条約締約国会議（COP30）首脳会議は、2日目を迎え、全体会議と並行して、エネルギー転換、パリ協定から10年という二つのテーマ別部会が開かれている（1）（2）が、初日のプログラムを終えた時点で既に、気候変動対策計画の緊急性と化石燃料からの脱却を象徴するロードマップが今回のCOPの成否をはかる尺度の一つとなるとの見方が広がっている。（3）（4）

今回のCOPは、地球の気温上昇を産業革命前の1・5度以下に抑えるために世界各国が務めることを約束したパリ協定から10年...