ジルマール最高裁判事＝罷免厳格化で上院反発＝27年に備えて予防的判断か＝専門家「民主主義の後退」

3日、最高裁のジルマール・メンデス判事が、最高裁判事の罷免に関し、罷免につながる責任犯罪で告発できるのは連邦検察庁長官のみとした上、従来は「上院で過半数」で承認できたところを「3分の2以上」に引き上げる予備措置的判断を行い、議員たちの間に強い波紋が広がっている。同日付G1サイト(1)が報じている。

ジルマール判事は3日、罷免につながる可能性のある責任犯罪の疑いで最高裁判事を上院に告発することができるのは連邦検察庁長官のみとする司法判断を行った。従来は「全ての国民」が上院に対して告発できるとされていた。

ジルマール判事は、「罷免請求乱用が司法への脅迫となり、判事が報...