【号外】《マスター銀行事件》最高裁に持ち込まれる前に、モライス判事が中央銀行に圧力か／妻の法律事務所が巨額契約したこととの関連は？／野党が議員調査委員会設置を検討

22日付CBN（１）によれば、ブラジルの最高裁（STF）のアレシャンドレ・デ・モラエス判事が、中央銀行（BC）によるバンコ・マスターの処理を巡り、同銀総裁のガブリエル・ガリポロ氏に対し、事前に複数回接触していたことが分かった。グローボ紙のマル・ガスパル記者の報道による。

報道によれば、モラエス氏は少なくとも4回、電話や対面でガリポロ氏と協議した。いずれも、同件が最高裁で審理される以前で、後にトフォリ判事が訴えを受理してから初めて司法判断の対象となった。

協議では、実業家ダニエル・ヴォルカロ氏が経営するマスター銀行を、ブラジリア銀行（BRB）が買収する案について、中...