イタリア料理の新黄金時代=映え熱狂と本場技巧が交差
サンパウロとリオデジャネイロ。ブラジルが誇る二大都市の外食地図が、イタリア料理によって急速に塗り替えられている。SNS時代の熱狂を体現する巨大な「体験型」店舗から、看板を掲げず技を研ぎ澄ませるミシュラン星付きの隠れ家まで、その百花繚乱の様相は、単なる食の流行を超えた社会現象の趣を呈している。(1)
サンパウロ市西部だけでも過去5年間で40軒超。この「イタリアン・ブーム」の象徴が、昨年12月に産声を上げた「マタ・シッタ(Mata Città)」だ。かつての病院跡地を再開発した複合施設「シダーデ・マラターゾ」の地下、約1600平方メートルの広大な空間に足を踏み入れると...
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