ロシア=ブラジル軸に「ラ米戦略」再構築=ベネズエラ崩壊で軸足を移す
ベネズエラの政権崩壊を受け、ロシアがブラジルを主軸にラテンアメリカ(以下、ラ米)における影響力の再構築を急いでいる。2月5日にブラジリアで開催された「第8回ブラジル・ロシア高官級協力委員会」では、国連安全保障理事会改革への支持や、原子力、宇宙開発といった戦略的分野での協力が協議されたほか、ブラジル農業の生命線である肥料供給をめぐる主導権争いも表面化した。専門家は、こうした動きは中国との経済競争や米ロ間の地政学的対立と連動しており、ブラジルが大国間競争の主戦場へと浮上している実態を指摘する。
同委員会にはロシアのミハイル・ミシュスチン首相が代表団を率いて出席。(1)...
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