連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第49話
最初は森田さんからユーカリ材を売ってもらい、それを硫酸銅を吸わせて、それを柱として鶏舎を建てた(註:この鶏舎は三十五年経った今も立派に建っている)。
はじめ月間出荷量一三五〇羽であったものが、一九七六年頃には六〇〇〇羽に増えていた。養鶏のモビメントはバタタの売り上げより多くなった。バタタの植え付けは破産騒動の後は無謀な拡張は止め、年間最大三アルケールにおさえていたので余り金を借りずに営農出来たけど、フランゴ養鶏はモビメントが大きいだけに、飼料の購入にはそのほとんどをコチア組合の信用部から借りていた。でも、フランゴ養鶏は入雛から出荷まで六十日と回転が早いので資金...
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