連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第67話
そんな時代であったが、花作りは恵まれていて、少しづつながらも事業拡大が出来た。私達の農場も菊の切り花主体の経営になって、遠くまで通って借地することもなくなり、自分の所有地三十二ヘクタールのうち、半分位を開いて、作付けをしていたので、そこに徐々に菊のハウスを増やして行く予定をたてていた。すぐ使わない所四ヘクタール位にはユーカリを植えた。このユーカリを植えるとき、ユーカリを薪(レンニャ)として売る場合、五年から七年おきには切れるので「娘達の結婚資金にでもしようね」と話し合って植えたものであった。
自分で花売りを始める
さて、家の仕事も菊の電照栽培が大分軌...
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