【13日の市況・速報】Ibovespa0.78％高の14万1,783.36ポイント／ルーラ大統領、ローマで「超富裕層への2％課税」を提唱／Vale、Petrobras、銀行株が買い支え

ブラジル株反発、トランプ氏発言で米中摩擦後退の兆し 市場は「吠える犬」に安堵感

2025年10月13日 サンパウロ発

ブラジルの代表的株価指数・Ibovespa（イボベスパ）は週明け13日、前週の下落から反発し、0.78％高の14万1,783.36ポイントで取引を終えた。前日比1,103ポイントの上昇。米中貿易摩擦に関するドナルド・トランプ米大統領の“軟化”発言が好感され、世界的に株式市場が持ち直した。

依然として2週間前に記録した史上最高値14万7,000ポイントには距離があるが、市場関係者の間では「吠える犬は噛まない（Cão que ladra não morde...