ブラジル マンダカルー物語=黒木千阿子=(33)
一枚のビスケット、一切れのパン。これ以上の貧しさはないだろうと言える、そんな生活をしながらも、まだもう独りの誰かに与えてあげるものがある。
それを4才、5才の子共たちでさえ持っている。なんという豊さでしょう。
このように、ロバ達を通して、土に生きる人、山に生きる人々と交わりを持つようになった私は、日、一日と大自然の中に入り込んで行きました。
近所の人々は、家を空けっぱなしのままなかなか朝の散歩から帰って来ないジャポネーザを案じて、もしやオンサ(豹)にでも襲われたのではないかと、大袈裟な心配をしていましたが、山で働いている人々は今日はジャポネーザがどこを歩いているの...
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