サビーノ観光相が辞任＝ウニオンの与党離脱の影響で

セルソ・サビーノ観光相（ウニオン）は19日、ルーラ大統領（労働者党・PT）と会談し、政権離脱の意向を伝えた。これは、前日にウニオンが連邦政府からの離脱を前倒しし、所属党員全員に24時間以内の政権ポスト返上を通達したことを受けたもので、ルーラ氏が国連総会から帰国する25日以降に正式辞表を提出する見通しだと19日付オ・グローボ（1）が報じた。

大統領官邸での会談は約1時間半に及び、サビーノ氏が党の決定を説明。現在抱える政府内の重要日程に触れた。ウニオンは18日、当初は月末を期限としていた離脱スケジュールを急きょ繰り上げた。通達文には、辞職命令に従わない場合は懲戒処分の...