対中原料輸出で貿易急拡大=その裏で国内工業弱体化
ブラジルの対中国輸出は過去10年で激増し、24年には輸出総額の3割を占めるに至った。その急速な経済関係の深化の裏で、国内工業の競争力低下や産業構造の単純化を招いているとの指摘も。中国は加工設備を整備して原材料を輸入する一方、ブラジルは原材料のまま輸出を続け、産業高度化が進まない現状が浮き彫りとなっていると22日付BBCブラジル(1)が報じた。
ブラジル最大の輸出先は中国で、13〜23年に約8388億ドルを輸出したが、その6割以上が大豆や鉱物などの一次産品だ。これにより、中国はブラジルの貿易黒字の主な源泉となる一方、国内製造業の競争力低下と輸出構造の単純化が進んでい...
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