メキシコ＝エタノール生産で協力要請＝飢餓や貧困対策にも関心示す

  ルーラ大統領とメキシコのクラウディア・シャインバウム大統領が10月31日、両国間の経済連携の強化について電話会談を行い、合意したと同日付アジェンシア・ブラジル（1）が報じた。

メキシコは、トランプ米大統領によるブラジル産品への50％関税発表後、ブラジルが米国依存から抜け出すために経済・貿易関係の強化を図ってきた国の一つで、8月にはアルキミン副大統領兼商工開発サービス相を団長とする交渉団が同国を訪問し、当局や財界関係者などとの会合も行っている。（2）（3）

シャインバウム大統領は、エタノール生産への協力を得るため、ルーラ氏の支援を求めたという。エタノール...