ボリビア国境=人体を「麻薬運搬容器」に=貧困層を飲み込む密輸網の闇
ボリビアと国境を接するブラジル西部マット・グロッソ・ド・スル州コルンバ市。警察官の目前で、若い女性が突然コカインのカプセルを吐き出した――。体内に100個以上の薬物を隠匿して越境した彼女は、密輸組織に雇われた「人間運び屋(ムーラ)」だった。人体を「運搬容器」へと変える非道な手口が、国境地帯における麻薬密輸の深刻な実態を浮き彫りにしている。7日付のG1サイト(1)などが報じた。
連邦警察と国税庁の分析によると、コルンバ市は現在、コカイン密輸の主要なゲートウェイとなっている。隣国ボリビアで経済的に困窮し、社会的に脆弱な立場にある人々を組織が勧誘。コカインを詰めたカプセル...
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