米国=120億ドル規模の重要鉱物備蓄戦略=ブラジル巡り対中争奪戦
国家安全保障と産業競争力の核となる重要鉱物を巡り、米国が新たな戦略に踏み出している。中国への依存脱却を狙い、大規模備蓄構想「プロジェクト・ヴォルト(Project Vault)」を打ち出すとともに、世界第2位のレアアース埋蔵量を誇るブラジルへの接近を強めている。資源を巡る米中競争はラテンアメリカを主戦場に、21世紀の技術覇権と地政学の構図を左右する新局面に入ったと、22日付のBBCブラジル(1)が報じた。
米国は1970年代以降、岩塩層の地下洞窟に約7億1400万バレルの原油を戦略石油備蓄(SPR)として保管してきたが、今回の構想はこれに次ぐ国家的な備蓄政策と位置...
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