Literatura
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第12話
錨を後部から下ろし、船が静止したら前頭部から巾三十㌢位、長さ八~十㍍位の道板を降ろして、前からは陸に...26/07/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第11話
私の高校時代は農科と商業科と合わせて四十人位だったと思うけど、その科の違いを越えて、皆仲良くやってい...26/07/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第10話
父、弥吉は変なところで潔癖で金よりも名を重んじるところが強く、自分たちが主導する組合からあまり金を取...26/07/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第9話
また、畑浦の部落では牧山の頂上まで四国八十八箇所を真似て石像が並んで、まんじゅうや人参の豆腐あえなど...06/07/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第8話
金子りんはそこに目をつけ、京染店を開いたのである。仕事は順調に伸びて、生活にもゆとりが出来て、彼女の...25/06/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第7話
初 恋 私は余りおくてではなかったと思う。と言うのは中学の三年の時、初めて恋を感じたのである。二つ年...22/06/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第6話
中風のつねばあさんはいざり歩きしか出来ず、左腕は曲がっていて、右手で何とか食事は出来る位不自由な体で...21/06/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第5話
一番上の姉、純子と一番下の妹は二十二歳の年齢差があり、私はちょうどその中間、どちらから数えても十一才...16/06/2022