26年度予算案＝現政権は4年間財政赤字か＝選挙年で歳出削減は困難

　連邦政府が8月29日、現行1518レの最低賃金（最賃）の113レ引き上げなどを盛り込んだ26年度予算案（PLOA）を提出したと同日付アジェンシア・ブラジルなど（1）（2）（3）（4）（5）（6）（7）（8）（9）が報じた。

　現政権最終年かつ選挙年の26年度予算案は、国内総生産（GDP）成長率を2・44％と予想している。この数字は4月提出の連邦予算基本法（LDO）に記載した2・5％を若干下回る。

　また、年金その他の経費を計算する際の基準となり、6千万人近い人々に影響する最賃は、25年の予想インフレ率＋2・5％ポイントPP（7・44％増）で、1631レとな...