連邦議会＝恩赦法案審議への動き加速＝クーデター疑惑裁判の裏で

 　【既報関連】2日に始まった最高裁でのクーデター疑惑裁判と並行し、23年1月8日に起きた三権中枢施設襲撃事件で有罪となった人々への恩赦法案審議を求める動きが加速している。もし連邦議会が恩赦法を承認すれば、クーデター疑惑裁判で有罪判決が出てもそれが帳消しや空文化される可能性がある。だが、最高裁がさらに違憲審査を行うことで、最終的には恩赦が許されない可能性も高いとの見方も出ている。（1）

　2日付G1サイト（2）によると、この動きを加速させたのは、下院議長を退いた後も影響力を保っているアルトゥール・リラ下議と、26年の大統領選候補の筆頭格であるサンパウロ州のタ...