クーデター裁判＝弁護人側で仲間割れ、見解相違＝「極端な行動制止した」とも＝前大統領の責任認める発言まで

　【既報関連】2日と3日に最高裁で行われたクーデター疑惑「核心1」の公判で、元軍人閣僚の被告の弁護士が、被告を弁護するための材料として、ボルソナロ前大統領をクーデター計画を主謀したグループの軸に置くかのような言動を行って仲間割れを印象付け、右派陣営に波紋を広げている。

　核心1の公判は最終段階で、2～3日は、検察側の論告・求刑に続いて被告側の最終弁論が行われた。その中で特に注目されているのは、３日付のCNNブラジル(1)やUOLサイト(2)、４日付G1サイト(3)などが次々と報じている、元国防相のパウロ・セルジオ・ノゲイラ被告の弁護人アンドリュー・フェルナンデス氏が...