トランプ政権=モラエス判事の家族にも制裁=ブラジル当局者のビザも取り消す

トランプ米政権は22日、ブラジル最高裁(STF)のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事の妻ヴィヴィアネ・バルシ氏と、同氏や息子らが経営する法律事務所を「マグニツキー法」に基づく制裁対象に加えた。米国によると、これはモラエス判事による検閲や恣意的な訴追に対する責任を問う措置で、米国内の資産凍結やドル建て取引の禁止を含んでいると同日付フォーリャ紙(1)が報じた。
この措置はボルソナロ前大統領が国家反逆罪など、四つの罪で27年余の禁錮刑判決を受けた直後の動きで、ルーラ大統領が国連総会出席で渡米中に発表された。米政府はモラエス判事を支援する関係者への追加制裁も示唆している。...
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