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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(301)

05/12/2025


一九五五年、その代表的事件が起きた。内容は、日本で出版された若槻泰雄著『外務省が消した日本人』に詳しい。

同年一月、アマゾン中流の植民地に入植する予定で、ブラジル丸で渡航した辻移民が見舞われた災難である。

彼らは、長い航海を終えてベレン沖合に着いたとき、出迎えに船に乗り込んで来た辻小太郎から、入植地での日当が約束の三分の二に減額されることを伝えられ、驚く。

その上、辻が、

「近くの原生林の中に入れば、椰子の実がいくらでも落ちているから、それを拾って売れば、かなりの金になるし、食料の足しになる」

と言ったものだから、移住者たちが、

「人を乞食扱いするか!」

と激昂、...

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