モラエス判事＝下院の投票結果に無効判断＝ザンベッリ氏の罷免を命令 ＝「職務権限は喪失、議会判断違憲」

【既報関連】下院本会議が10日、最高裁で有罪判決を受けた後、国外に逃亡したカルラ・ザンベッリ氏（自由党・PL）の下議籍剥奪を拒否したことに関して、最高裁のアレシャンドレ・デ・モラエス判事が11日、下院の投票を無効し、ザンベッリ氏の罷免を命じた。同日付G1サイト(1)が報じている。

ザンベッリ氏は全国法務審議会（CNJ）のコンピューターにモラエス判事の虚偽の逮捕状を混入させた疑いで、10年の実刑判決を受けた。その直後にイタリアに逃亡したとして、全体投票の前に開かれた憲法司法委員会（CCJ）は34対2の大差で罷免を勧めていた。だが、本会議ではそれに従わない結果となって...