新年、明けましておめでとうございます!
ブラジル日報の読者の皆様におかれましては、2024年がご健康、ご多幸、そして平和で実り多い年となりますようお祈り申し上げます。
さて、今年の干支は甲辰(きのえたつ)で、勢いよく活気あふれることを表しています。そして、誰もが希望を持って生活し、前向きに運命が開いていくことを望んでいます。
どうか、ただ待つのではなく、自分の内なる強さを信じて、自分自身やご家族やお友達の幸せを自らで築いていってください。
年の初めには、景気が上向き、金利も安定し、インフレが抑えられ、、雇用も安定し、産学共に活気にあふれた日々を過ごせるようにという期待に胸を膨らませます。
しかし、近年、自然現象面では、気候変動が私たち、ブラジル人の生活に影響を及ぼしていることをしばしば感じます。
特に、ブラジル南部では、竜巻や異常な暴風雨が吹き荒れ、屋根が飛ばされてしまった家屋が立ち並んでいる様子や大雨によって川が氾濫し、洪水や地滑りが起き、甚大な被害をこうむり、すべてを失ってしまった家庭などの映像を頻繁に目にします。
翻って、世界に目を向けると様々な地域で武力衝突が起こり、民間人や子どもが亡くなり、建物、病院、住宅が跡形もなくなった姿や交通網や送電、上下水道などのインフラが破壊され、人間としての生活を営むことができなくなった人々など、平和な時代から最も残酷な形である戦争へと変化しつつあります。
そして、これらはすべてソーシャルメディアを通じてライブ配信される時代となっています。なんと残酷な事でしょう!
また、新年は市長及び市会議員選挙が行われます。そこでは、日系社会を代表し、各種活動を推進するための要望に応えていただける議員を選ぶことが大切だと思います。
私たちの市長や市議会議員を選ぶことで、私たちの声を社会に反映することができます。
この殺伐とした世界情勢や気候問題にもかかわらず、皆様が平和と健康に恵まれ、夢や計画を最大限に実現できる年となることをお祈り申し上げます。