教育省、３つの手続き日程を変更＝ＳｉｓｕやＦｉｅｓなど

　教育省は３０日、大学入学のための三つの手続きの正式日程を変更し、発表した。同日付現地サイトが報じている。
　教育省が発表したのは合格者選抜のためのシステムの日程で、統一選抜システム（Ｓｉｓｕ）、すべての人のための大学計画（Ｐｒｏｕｎｉ）、学生融資基金（Ｆｉｅｓ）の申請日などが昨年１１月にボルソナロ政権が発表した日程から変更された。
　公立大学への入学審査であるＳｉｓｕは２月１６〜２４日に申請を行い、２８日に結果発表となる。合否の判断は昨年行われた国家高等教育試験（ＥＮＥＭ）の結果に基づいて行うが、申請期間中は希望の大学、学科を何度替えても構わない。
　私立大学の学費の５０～１００％が免除されるＰｒｏｕｎｉは２月２８日から３月３日が申請期間で、最初の合格者発表は３月７〜１６日で、定員枠が埋まらなかった場合は３月２１〜３０日に第２弾目の合格者が発表される。合格者は家庭の月収が最低給与の３倍（３６３６レアル）以内であることを証明する必要がある。合否の判定は２０２２年もしくは２０２１年のＥＮＥＭの結果に基づいて行われる。
　低所得家庭の学生向け融資のＦｉｅｓは３月７〜１０日が申請期間で、１４日に結果発表となる。こちらは２０１０年以降のいずれかのＥＮＥＭの結果が審査の対象となる。