全国選手権=ボタフォゴの連勝止まる=コリンチャンスは降格圏内に
週末にサッカーの全国選手権第6節が行われ、5連勝中だった首位のボタフォゴに土がついた。また、コリンチャンスが2部降格圏内に落ち、苦戦を強いられている。14日付UOLサイト(1)などが報じている。
ボタフォゴの連勝を止めたのは、それまで1勝4敗だった伏兵のゴイアスだった。14日はゴイアニアでの敵地戦だったボタフォゴは、前半32分にシキーニョ・ソアレスのゴールで先制。だが、この日のボタフォゴは連勝中のようなひらめきに欠け、前半のアディショナル・タイムに同点にされると、後半11分にマギーニョに逆転のゴールを許し、1―2で敗戦となった。
この結果、ボタフォゴは2位パルメイラスとの勝ち点差が1、3位フルミネンセとの勝ち点差が2と肉薄されることになった。
また、コリンチャンスは14日、本拠地イタケラで行われ、「マジェストーゾ」の別名でも知られるサンパウロとの伝統カードを、1―1で引き分けた。序盤の失点を前半終了間際にセンター・フォワードのロージェル・ゲデスのPKで取り返したものの、終始、消極的な攻めが目立った。コリンチャンスはこれで、2部降格圏内の17位に落ちた。