コロンビア=陸軍が長女の足跡を発見=4兄弟が不明となって1カ月
【既報関連】コロンビアの陸軍は30日、今月1日に同国の森林地帯で起きた飛行機墜落事故以来、行方不明となっている4人の子供(皆、兄弟)に関して、「長女のものらしい足跡を発見」と発表した。30日付G1サイト(1)が報じている。
陸軍によると、その足跡はレスリー・ジャコボンバイレ・ムクトゥイさん(13)のものであると断定している。行方不明となっているのは、レスリーさんを筆頭に、ソレイニーさん(9)、ティエンちゃん(4)、クリスティンちゃん(11カ月)の4人だ。
飛行機は1日にアララクアラ市からサンホセ・デル・グアヴァレ市に向かう間に墜落。兄弟たちの母親と先住民部族のリーダーの一人、操縦士の成人3人が即死したことは捜索開始直後に確認されている。
それ以来、子供達への捜査は約30日間続いているが、依然として救出できていない。
捜索隊はその間、子供達が食べたと思しき野生の果物やハサミ、クリスティンちゃんが使ったと思しき哺乳瓶などを見つけており、17日には同国のペトロ大統領が「彼らが見つかった」との誤報を流し、取り消す事態も発生していた。