全国選手権=16歳ライアンが初得点=エンドリックも3得点目記録
週末にサッカーの全国選手権が行われ、ヴァスコ・ダ・ガマの16歳のフォワード、ライアンがプロ初得点を決めた。11日付ランセ・サイト(1)などが報じている。
2006年8月生まれのライアンは、これまでもU17(17歳以下)代表に選ばれてはいたが、プロとしてはリオ選手権の試合に2試合、それも途中出場のみで、先発出場した11日のインテルナシオナル戦は実質的なデビュー戦だった。
ライアンは前半29分、アレックス・テイシェイラからのパスをゴール前で受けると落ち着いてゴールを決めて、プロ初得点。16歳10カ月は、ヴァスコ史上で最年少の得点記録となった。
ライアンはレアル・マドリッドが獲得を狙っているとの報道もあるが、レアルとの契約を既に決めている同じ16歳のパルメイラスのエンドリックも、11日のモルンビでのサンパウロ戦で、今期の全国選手権3得点目となるゴールを決めている。サンパウロ市3強チーム同士のいわゆる「クラシコ(伝統カード)」では、自身初の得点となっている。