レアル・マドリッド、ヴィニ7番、ロドリゴ11番=名門で看板選手の背番号に
レアル・マドリッドは12日、来季からのヴィニシウス・ジュニオルの背番号を20から7へ、ロドルゴの背番号を21から11に変更すると発表した。12日付UOサイト(1)などが報じている。
ヴィニシウスはエデン・アザール、マルコ・アセンシオからそれぞれの番号を受け継ぐことになった。7番、11番はどこのサッカー・チームにおいても攻撃の主軸となる選手の背番号であり、レアルからの期待の高さが窺われる
ヴィニシウスのつける7番は、2010年代に同チームのエースだったクリスチアーノ・ロナウドがつけていた番号だ。彼はレアルのこの番号で4度、「世界最優秀選手」を意味するバロンドールを受賞している。
ヴィニシウスはスペインで人種差別の被害に遭った後、移籍の噂もあったが、由緒ある番号をチームから与えられることになった。
また、ロドリゴの11番は過去にウェールズ代表エースのギャレス・ベールなどがつけていたことで知られ、ブラジル代表も務めたロナウドが、2002年の日韓W杯でのブラジルの優勝後にレアルに加入した際、1年だけつけていたことでも知られている。
ヴィニシウスは2018年、ロドリゴは2019年に、18年限りで退団したクリスチアーノと入れ替わるように、新人としては破格の契約金でレアルに入団。2022年にはレアルの欧州チャンピオンズ・リーグでの優勝に主力として貢献するなど、順調な成長を見せていた。