俳優殺人事件=元プロデューサーを逮捕=男娼に殺害を命令か
リオ軍警は15日、俳優ジェフ・マシャドを殺害した容疑で、主犯と見られている元プロデューサーのブルーノ・デ・ソウザ・ロドリゲス容疑者を逮捕した。15日付G1サイト(1)などが報じている。
ブルーノ容疑者は、5月24日に同容疑者の借りていた家の敷地内で木箱に入って埋められていたマシャドの遺体が発見された時から犯行を疑われ、1日には逮捕命令も出されたが、姿をくらましていた。
逮捕された場所はリオ市南部のファヴェーラ、モロ・ド・ヴィジガルにある隠れ家で、軍警によって警察署に連行された。同容疑者の居場所はヴィジガルを取り仕切る麻薬密売者が軍警に通報したことで突き止められた。
ブルーノ容疑者はグローボ局のプロデューサーという立場を利用し、「ドラマに出演させる」と言ってマシャドに近づくと、「そのためには金が必要」と言って金をゆすり取っていた疑いがある。
この事件ではすでに男娼のジェアンデル・ヴィニシウス・ダ・シウヴァ・ブラガ容疑者が逮捕されているが、ジュアンデル容疑者によると、ブルーノ容疑者からマシャドとポルノ・ビデオを作るよう指示され、その際に殺害するようにも命じられたという。