リベルタドーレス杯=パルメイラスが引き分ける=敵地でのボカの猛攻に耐え
28日、リベルタドーレス杯の準決勝第1試合がアルゼンチンのブエノス・アイレスで行われ、パルメイラスはボカ・ジュニオルズに攻められながらも、無失点で切り抜けて引き分け、次戦に望みをつなげた。同日付ESPNサイト(1)が報じている。
対戦相手のボカは同杯過去6回の優勝を誇り、ブエノス・アイレスでは圧倒的な人気を誇るチームということもあり、パルメイラスは戦前から苦戦が予想されていた。
試合は序盤からボカのペース。前半29分にバルコがペナルティ・エリアの左側から撃ったシュートはキーパーのウェヴェルトンの伸ばした腕の先に転がったが、あと少しのところで右のゴールポストの外側に外れた。
後半10分、パルメイラスはこの日の数少ないチャンスらしいチャンスを得、エースのラファエル・ヴェイガがキーパーと1対1の場面となったが、ゴールを左に外した。
13分、ボカはウェヴェルトンがセーブしてこぼれた球からチャンスを作り、メレンティエルがゴールを決めたかに見えたが、直前にパルメイラスがファウルを主張しており、審判が即座にノー・ゴールの判定を下した。
23分、バルコの左からの強烈なミドル・シュートをウェヴェルトンが右に飛んで止め、こぼれたところにウルグアイ代表のエースを務めたカヴァーニが飛び込んできたが、ウェヴェルトンとディフェンダー2人が必死に止め、得点ならず。試合は結局、0―0で引き分けた。
第2戦はパルメイラスの本拠地、サンパウロ市アリアンツ・パルケで行われる。