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サンパウロ市=2日に霊園までのバス増便=ENEMの日は受験生無料

2023年11月2日

 2日の「精霊の日(フィナードス)」に備え、サンパウロ市では霊園(墓地)に行きやすくするためのバスの増便が行われる。10月31日付アジェンシア・ブラジル(1)(2)が報じている。
 バス公社のSPトランスによると、市内にある33の霊園を訪問する人たちの足を確保するため、6640台のバスを走らせる上、霊園の近くを通る263路線のバスは、フロントガラスに霊園名を掲示するという。
 22カ所の市営霊園は7時から18時まで開いている。市役所の見通しでは、週末までに延べ150万人が霊園に足を運ぶ見込みだ。各霊園では時間帯を変えて、超教派の式典も開催する。
 また、週末の5日と次週の日曜である12日には国家高等教育試験(ENEM)が実施されることを受け、サンパウロ市市役所がこの両日は9時から21時の間に乗車する受験生は無料とすると発表した。受験生が前後二つの扉のバスを利用する場合は、乗車後もバス前部に留まり、前部扉から降りるといった具合に、乗降を同じ扉で行うことになる。市役所によると、この両日もバスが増便される予定だという。


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