環境省=森林火災で環境カレンダー=緊急事態にある地域を定義

環境・気候変動省が4月29日に例年通り、森林火災の影響を最も受けやすい州や地域における環境上の緊急事態を一定期間宣言するカレンダーを発行し、連邦官報に掲載したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
カレンダー発行は国立森林火災予防・撲滅センター(Prevfogo)の連邦旅団(消防隊)プログラムの年次計画を可能とする。
国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)によると、環境上の緊急事態は、自然災害や人為的ミスによって環境や公衆衛生に対する脅威が生じた時に宣言され、状態改善のための措置を講じる必要がある。
憲法によれば、この行動は連邦機関の責任下にあり、国内の火災監視データと火災地域に合わせた予防的取り組みは、IbamaがPrevfogoを通じて維持している。
1993年の法令第8745号は、例外的な公益の一時的な必要を満たすための消防士雇用を認めており、Ibamaが各々の期間と地域に応じて消防士を雇用する。この消防団は、地域の特性や生物群系を熟知し、予防活動にも効果的に貢献できる先住民やキロンボ―ラ(黒人の文化などを保存するために集団生活を送っている黒人奴隷の子孫達)、その他のコミュニティの人達からなっている。
4月29日付連邦官報には、2024年2月~25年4月に環境非常事態と認定された期間と地域が記載されているという。