会員80人が熱唱=熟ク連でミニカラオケ大会

ブラジル日系熟年クラブ連合会(熟ク連、辺原ルジア良子会長)主催の第22回ミニカラオケ大会が、4月30日午前9時からサンパウロ市リベルダーデ区の同連合会サロンで開催され、20のカテゴリー別で会員約80人が参加した。この日は夏を思わせる暑さの中、会場は熱気に溢れていた。
午前9時から行われた開会式には、辺原会長をはじめ、実行委員長で審査委員長も務めた原房子氏、大会名誉委員でカラオケ指導者の田巻夏枝氏、審査委員の紺野アルマンド氏の4人が、司会の片田甲子巳(かしみ)氏と荒崎弘子氏の紹介により登壇した。
辺原会長は開会あいさつで、「朝早くからたくさんの人に来てもらいました。今日は皆さんに頑張ってもらって、暑いので水をたくさん飲みながら楽しい一日にしましょう」と呼びかけた。

引き続き、『熟連讃歌』を参加者全員で合唱した後、早速、ミニカラオケ大会が開始。「新人」カテゴリーの松村滋樹(しげき)さん(81、鹿児島県出身、サンパウロ中央老壮会)の『島育ち』を皮切りに、会員約80人が順番に歌い、自慢の喉を披露した。
最初に出場した松村さんは「昔からよくカラオケで歌っていましたが、熟ク連では昨年の大会に出たのをきっかけに歌うようになりました。楽しむのが趣味です」と話しながら、笑顔を見せていた。