アラゴアス州=1年弱で9件12人死傷=容疑者の自白で詳細判明

アラゴアス州マセイオで13歳の少女を殺害した容疑で逮捕された男性が、1年足らずで9件の殺害・殺害未遂事件を起こし、10人を殺し、2人に負傷させていたことがわかった。18日付G1サイト(1)が報じている。 アルビノ・サントス・デ・リマ容疑者(42歳)は9月17日、8月26日に13歳の少女アナ・ベアトリスさんの後をつけた上、銃殺した容疑で逮捕されていた。同容疑者は州の下請けの警備企業の警備員だった。
だが、警察がアルビノ容疑者の取り調べを進めているうちに脅迫や器物損壊、名誉棄損、侮辱行為などの余罪が次々と浮上。また、本人が自白した殺害・殺害未遂容疑は9件に及び、10人が死亡、2人が負傷していたことが18日に明らかになった。
自白した犯行は、2023年10月から今年の8月までの10カ月間に起きたものだ。市警によると、2023年10月29日にミカエレ・レイテ・ダ・シルヴァさん(21歳)の家に忍び込んで銃殺したのを皮切りに、同年12月に3件、24年1月8日1件、6月2件、8月に2件、殺害・殺害未遂事件を起こしている。
事件を起こしたのはいずれも金曜日か月曜日の夜または未明で、被害者は13〜25歳の若者だ。中にはカップルや、子供と寝ていた女性が睡眠中に殺されたケースもあった。