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サンパウロ市=USP女子学生殺害事件=襲撃した容疑者も遺体で発見

2025年4月25日

ブルーナさん(Reproducao)
ブルーナさん(Reproducao)

 サンパウロ総合大学(USP)大学院生の女性が殺された事件で、容疑者として捜査線上に上がっていた男性が遺体で見つかった。24日付UOLサイト(1)(2)が報じている。
 ブルーナ・オリヴェイラ・デ・シルヴァさん(28歳)は13日に行方不明となり、17日にサンパウロ市東部の駐車場で、遺体が見つかった。遺体は衣服をはがされており、暴行を受けた痕跡もあった。
 ブルーナさんは週末を西部ブタンタンの恋人宅で過ごした後、地下鉄3号線コリンチャンス/イタケラ駅で下車した22時30分頃に母親に電話をかけ、「最終のバスを逃した。所持金が少なく、携帯電話のバッテリーが切れそうだ。タクシーのアプリを使いたいから金を送金してほしい」と伝えたが、以後、連絡が途絶え、行方が分からなくなっていた。
 その後、ブルーナさんがイタケラ駅に併設されているバスターミナルを出て歩いている時、男性に襲われたことを示す監視カメラの映像が見つかった。
 警察はその映像からエステリアーノ・ジョゼ・マドゥレイラ容疑者(43歳)を犯人と断定し、逮捕状もとったが、同容疑者は23日夜、ブルーナさんの殺害現場から30キロほど離れた西部モルンビ大通りで遺体で見つかった。警察は同容疑者は逃走中だったと見ている。
 ブルーナさんは2018年にUSPの人文科学科を卒業。数カ月前に社会学の修士課程に受かり、USPに再入学していた。


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