訃報=斉藤伸一さん

援協傘下「サントス厚生ホーム」の元ホーム長で、南伯農協(スール・ブラジル)の従業員だった斉藤伸一さんが、4月28日午後11時頃、膵臓がんのため入院先の日伯友好病院で亡くなった。行年76歳。北海道出身。
斉藤さんは1957年6月に家族と渡伯し、パラー州ベレン近郊のグァマ移住地に入植後、一時期トメアスーにも在住していた。
その後、サンパウロ市にあった南伯農協中央会の販売部で勤務し、バイア州テイシェイラ・デ・フレイタス出張所所長やリオ・デ・ジャネイロ単協局長などを歴任した。
また、2001年4月から12年4月までの11年間にわたってサントス厚生ホームのホーム長として活動し、援協評議員も務めるなど尽力した。
斉藤さんは抗がん剤治療を行っていたが体調を崩し、3週間ほど前から同病院のUTI(集中治療室)に入っていたという。
4月30日午前11時からサンパウロ市ビラ・アルピーナ火葬場で葬儀が執り行われ、荼毘に付された。初七日ミサ等は未定。