ブラジル人写真家が行方不明=ペルーの雪山から戻らず

ブラジル人の写真家がペルーの山脈で行方不明になっていることが明らかになった。4日付G1サイト(1)が報じている。
行方不明になっているのは写真家で登山家でもあるエジソン・ヴァンデイラさん(36歳)で、1日から行方が分からなくなっている。エジソンさんは5月29日にペルーのブランカ山脈(コルディリェーラ・ブランカ)にある標高6025メートルの雪山アルテソンラフ山に登頂したが、キャンプ地に戻ってこないため、捜索願が出された。
エジソンさんに同行していたペルー人のプレテル・アロンソ・オメル・エフラインさん(34歳)とピコーン・ウエルタ・ヘスス・マヌエルさん(31歳)も共に行方不明となっている。
エジソンさんはサンパウロ州スザノ市出身で、南マット・グロッソ州に2年ほど住んでいた時起きた、2020年のパンタナルの大火災の写真などで知られている。
ペルー山岳ガイド協会のベト・ピント・トレド会長によると、3人は登山ルート沿いのベースキャンプに戻り、夜を過ごそうとした際に行方不明となったという。捜索は同国の高山救助局の専門チームが担当しており、ドローンや経験豊かな登山家の支援を受けて活動を強化しているという。