街角ちょっと見=新サンジョアキン駅6割完成

写真にある通り、サンパウロ地下鉄6号線(オレンジ)のサンジョアキン駅の建設が進んでいる。聖市北西部ブラジランジアとリベルダーデ区サンジョアキンを繋ぐ新しい線だ。建設を担当するLinha uniサイト(https://www.linhauni.com.br/linha-6-laranja?unidade-construtiva=estacao-sao-joaquim)によれば現在の同駅工事は58・63%完了。
ここでサンジョアキン駅でメトロ青線と接続され、付近には2大学、4病院があるため、多数の利用者が予想されている。もちろん、サンジョアキン街を降りれば、ブラジル日本文化福祉協会や移民史料館があり、日系社会にとって最も身近なメトロ駅の一つだ。
通りからは塀しか見えないが、内部には巨大な空洞が掘られており、深さは52メートルもある。サンジョアキン駅の完成・開業は「2027年末」の予定。最新の発表によると今年3月にトンネル掘削が完了し、下半期には試運転が開始される予定。ただし、ブラジランジア~ペルディーゼス区間は、来年下半期に部分運行を開始する見込み。
日本移民120周年を迎える2028年には、新しいサンジョアキン駅が開通運行している予定だ。(深)